短尺の採用動画を作るコツと動画を短尺にする4つのメリット!
最近続々と利用企業が増えている「採用動画」。利用したいけど、イマイチどうやって制作すればいいかわからない、ポイントが知りたいと思われている担当者も多いです。
そこで当記事では採用動画はなぜ選ばれはじめているのか、その理由と効果を整理しながら、制作のコツや注意点などをお伝えします。
採用動画が最も有効な動画の長さは30秒!企業文化やチームの魅力をショート動画で効率的に伝えましょう。
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採用動画が最近注目されているワケ
【背景】
動画を用いた採用活動は以前より行われていました。しかし、以下のような理由で取り入れる企業はあまり多くありませんでした。
- 動画制作費が非常に高額だった
- 制作しても動画を活用する場面が少なかった
- 状況が変わり、内容を修正したい場合でもすぐに対応するのが難しかった
など、企業にとっては高額な費用を払った割に、手間がかかり、効果も感じられないような状況でした。
しかし近年は外部環境が大きく変化しました。
- 5Gの登場、wifi環境の整備により、大容量、高画質の動画を手軽に手元で見ることができるようになった
- デバイス進化や編集ソフトの充実により以前より簡単に動画の制作ができるようになった
- SNSやYouTubeの流行により、動画に対するリテラシーが若い世代を中心に向上した
- コロナ禍において、オンライン面接やリモートワークの普及により、その企業の実情を知る事がより難しくなった
以上のような背景から採用動画に再び注目が集まっています。
合わせて読みたい:【要チェック】採用動画のトレンドを徹底解説!採用PRの新たな手法
【採用動画の効果性】
テキストよりも圧倒的な情報量
採用動画にはテキストによる情報に加え、さらに「音」「動き」「時間軸」というさまざまな要素も含まれており、文字だけ・画像だけよりも遥かに多くの情報を、瞬時に視聴者に届けることができます。
そのため、複雑な内容でも短時間で分かりやすく伝えられ、視聴者とスムーズにコミュニケーションをとることができます。
感情が伝わる
”モノマネ細胞”とも呼ばれるミラーニューロンという細胞により、人は他人の行動をあたかも自分の行動のように認識し、その行動に伴う感情を自分の脳内でシミュレーションすることができます。
笑顔の人を見ると、自然と笑みがこぼれてしまうのも、この細胞の働きによるものです。
そのため、採用動画はそれを見た人へ感情が伝わりやすく、より深い情報収集や企業への応募などのをアクションを促すことになるのです。
記憶に残りやすい
動画を通して感情を動かすと、人は動画の内容と感情を一緒に脳に記録するため、記憶の変容が起こりにくく、長期的に定着しやすいと言われています。
また別の視点でも、動画の記憶定着率の高さが明らかになっています。
アメリカ国立訓練研究所が提唱する「ラーニングピラミッド」によると、文字を読んだ際の記憶定着率が10%なのに対し、オーディオビジュアル(=動画)を視聴した場合では20%になるそうです。
つまり視覚と聴覚を通して情報を伝達する動画は文字よりも2倍、記憶に残りやすいのです。
SNSなどへの拡張性が高い
前述の通り、採用動画は視聴者との感情的なつながりを生み出しやすいという特長を持っています。そして採用動画によって何かしらの感情を持った視聴者の中では、その経験を他人にも共感して欲しいという思いが生まれ、SNS上などで「シェア」したいという気持ちになります。
2013年に英国で実施された調査では、動画に対して「シェア」「コメント」「いいね」をしたことのある人の割合が、記事に対してのそれを上回りました。
そしてこれらの行動を起こした理由として「ユーモアがあったから」「他の人もこのコンテンツを見たいだろうと思ったから」が1位と2位に挙がっています。
以上のように採用動画の効果性は認知されていながらも、それがうまく実施されていなかったのは、時代背景も理由があったように思います。それがこのコロナ禍において、重要性が再認識され、再び利用する企業が増えてきたという背景があります。
採用とSNSについては、こちらの記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。→採用動画と相性よし!SNS運用が今、欠かせない理由
どのような動画を撮ればいいのか?
職場の一場面を切り取ったような、よりリアルな動画を撮る
テキストと違い、動画はその場の雰囲気や人の表情などを載せる事が可能です。
用意されたセリフを淡々と伝えるよりもよりリアルな職場の雰囲気を伝える方が採用動画の良さを最大限に活かした使い方です。
特に求職者が求めている内容は「インタビュー動画」です。インタビュー動画の作り方などはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:求職者が知りたい情報No1!上手いインタビュー動画の作り方|事例あり
長尺よりも短尺の動画
動画のデメリットの一つとして、見たい場面をすぐ見れない事が挙げられると思います。長尺な動画を作っても伝えたい内容を伝えられない可能性もあります。
より伝わる動画にするには、短尺にして伝えたい内容を1つだけに絞った短い動画を多く作るのがポイントです。
質より量
短命とされる動画コンテンツに多くの時間と多額の費用を掛けて制作すると、費用対効果はどうしても下がってしまいます。高い効果が期待できる素晴らしい映像が作れればいいのですが、その分リスクも高くなります。
それに比べ、自分たちで出演、制作すれば費用はかかりません。とにかく動画数を量産し、効果を上げて行く手法が正解だと思います。
音楽や字幕は重要
編集技術のコツになりますが、動画とはいえ「字幕」は重要です。携帯で見る事が多いこのご時世、音が出せない事もあるでしょう。それでも伝えられるのが字幕です。聞き取れない時や微妙な言い回しも字幕があれば安心です。
また音楽はその場を盛り上げるのに効果的です。音楽のチョイスによって、伝えたいものがより伝わりやすくなります。
各snsの推奨動画時間
snsとの親和性の高いコンテンツほど、短尺になっている
画像参照元:マーケターのよりどころferret
採用動画を短尺にする事による4つのメリット
短尺の動画にする事で以下の4つのメリットがあります。
- 制作時間、工数、費用が安く抑えられる
- 短命とされる動画をリスクを抑えて運用できる
- 見る側も隙間時間でサクサク閲覧が可能
- 自分たちでも制作できる
以下で詳しく解説します。
1.制作時間、工数、費用が安く抑えられる
採用動画を制作する際に制作時間や工数、費用がかかってしまうのは一番のネックです。その上、効果が思ったほど上がらなかった。という経験をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのデメリットが解消できるのが「短尺動画」です。短尺であれば、撮影時間や編集に掛かる時間が短くて済みます。それに伴い工数も減り、結果的に費用が安くなります。
採用動画の費用に関してこちらの記事にて詳しく解説しています。合わせてご覧ください。→採用動画の費用相場はどれぐらい?|予算別にできることをプロが解説
2.短命とされる動画をリスクを抑えて運用できる
動画はよく短命と言われています。テキストに比べ、より鮮度の高い情報を求められています。せっかく高い費用をかけ、制作した超大作な動画も古くなるにつれて見られなくなってしまいます。そして、期待していた効果を得られなかった。なんてことは往々にしてあります。
そこで動画を短尺にすることで、手軽に早く作れるので、そのリスクを軽減するとともに、鮮度の高い動画を頻繁に出していくことが可能となります。
3.見る側も隙間時間でサクサク閲覧が可能
SNSを中心に手軽に動画を見ることが増えてきた現在。長時間の動画よりも、短い動画の方が視聴率が高いというデータもあります。情報の量も昔と比べ、膨大な数となっています。短い時間で多くの情報を得たい人が増えています。
短尺な動画であれば、視聴率も高く、忙しい現代人も隙間時間でさくっと見ることができます。
4.自分たちでも制作できる
短尺な動画であれば、自分たちでも制作することができます。
多少の編集技術や構成が必要ですが、慣れれば制作は可能です。TikTokやYouTubeなどにより、動画制作に対するリテラシーは特に若い世代を中心に高まりつつあります。
短い動画を自分たちで制作してサクサク挙げていく。採用手法として非常に有効な手段になるのではないでしょうか。
自分たちで動画を自作する際に、注意するポイントをまとめた記事はこちらからどうぞ。
合わせて読みたい:【採用動画制作】かっこいい採用動画の撮り方、コツ、事例を紹介!(初級編)
短尺にすることによる4つのメリットは理解頂けましたでしょうか?もっと深く知りたいという方はデメリットも含めこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧下さい。→採用動画のメリットとデメリット5選|採用動画のプロが解説
採用動画のコツと採用動画を使う4つのメリットまとめ
採用動画を短尺にするメリットなどはお分かり頂けましたでしょうか?なぜ今採用動画が必要なのか?もっと具体的に活かしたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。
今回の内容をより論理的により具体的にしましたので、さらに深く理解できます。ぜひ覗いてみてください。
→【採用担当者必見】なぜ今、採用動画なのか?動画を採用に活かすコツとポイント!
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- この記事を書いた人
1986年生まれ。大阪出身。大学卒業後、タイ・バンコクで日本語教師として活動。帰国後は旅行代理店におけるイベント企画やWebデザイン・マーケティングに従事。現在は、企業PRのための動画コンテンツの企画提案から撮影編集までワンストップで行う。モットーは「動画制作でアイデアを感動価値に変える」