採用動画のカッコいい制作事例31選!採用につながるコツをテーマ別で解説

 

採用動画のかっこいい制作事例

「採用動画を制作したいけど、どのように作ればいいかわからない」
「カッコいい採用動画の事例が知りたい」
 
このようなお悩みはありませんか?
近年、採用動画を使って採用広報を行う企業も増えていますが、うまく活用できている企業はあまり多くない印象です。
 
そこで当記事では、採用動画専門に制作・運用を行うプロが、採用動画の事例を紹介します。採用につながるコツや採用動画の活用方法についても、詳しく解説します。
 
採用動画の制作にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

採用動画を効果的に制作するためにはきちんとした構成で制作することが重要です。そのため、採用動画の制作事例が多いプロの採用動画専門の会社に依頼するのがおすすめです。
 
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採用動画の種類と全体像

採用動画は、優秀な人材に入社してもらうための有力な施策です。しかし、本当の意味で有効活用できている企業は多くありません。
 
当記事では、採用動画の本質的な理解を深めるため、「ビジネス視点、クリエイティブ視点、ユーザー視点」の3つの角度から、採用動画の可能性と課題を解決します。
 
採用動画は単なる企業PR動画ではなく、求職者との重要なコミュニケーションツールであることが、理解できるでしょう。

テーマ別の採用動画 制作事例31選

ここからは、各視点とテーマごとに、採用動画の事例を見ていきます。「おもしろい」「カッコいい」で終わらずに、自社の採用活動に今日から活かせる制作例を紹介します。
 
スマホでの視聴が当たり前になった現在、縦型動画の重要性が急激に高まっていることも事実です。横型動画はもちろん縦型動画の事例を多く紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【ビジネス視点】採用の5Pに準えて制作した制作事例

採用の5P
採用動画の戦略的制作において、企業の本質的な魅力を効果的に伝えられるフレームワーク「採用の5P」を活用すると良いでしょう。
 
採用の5Pとは、株式会社moovyが提唱する、採用に重要な要素の頭文字を取ったフレームワークです。
 
採用の5Pは、以下の5つの要素から構成されています。

  • 1.事業・業界(Product)
  • 2. 理念(Philosopy)
  • 3. 人・組織(People)
  • 4.待遇(Privilege)
  • 5.仕事・職業(Profession)

このフレームワークを採用動画のテーマ設定に利用することで動画制作の体系的なアプローチを可能にします。
 
上記を戦略的に活用することで、「強みの明確化」「ライバルとの差別化」「本質的な価値の可視化」などが期待できます。
 
採用ショート動画について詳しく知りたい方は以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
 


 
では次に、各要素別の採用動画事例を通じて、具体的な活用方法を解説します。
 

1.事業・業界(Product)をアピールする採用動画の事例

・企業名:第一工業株式会社様
・業界:設備工事、電気工事

 
第一工業株式会社の採用動画では、豊富な施工実績が紹介されています。
動画を見れば、「東京ドーム」「明治安田生命ビル」「東京国際フォーラム」の設備工事を手がけたことがわかるでしょう。
 
具体的な施工事例を求職者に訴求することで、著名な建築物の工事に携われる「魅力的な働き場所」であると印象づけられます。同時に、企業への関心と応募喚起が期待できるでしょう。
 

2.理念(Philosopy)をアピールする採用動画の事例

・企業名:株式会社プレイド様
・業界:インターネット・SaaS

 
株式会社プレイドの「スタジオZERO」について、行動原則として定められた零道(ぜろみち)が紹介されています。
 
採用動画の出演者は、零道で取り上げている13の指針のなかで、一番好きな「ハッタリをかます」について、理由やエピソードを語っています。
 
社員の言葉で語られているため、硬い印象になりがちな理念に対し、親近感を覚える人も多いでしょう。
 

・企業名:株式会社りそな銀行様
・業界:金融(銀行)

 
この動画は、りそな銀行の新たな企業理念「金融+で未来をプラスに」を紹介する採用動画です。
 
りそな銀行は、培ってきたリテール特化の強みを活かしつつ、従来の金融サービスの枠を超えて、変革と創造に挑戦していきます。
 
りそな銀行が目指す新たな企業姿勢について、実際に働く「社員の声」で伝えることで、金融分野への関心をもつ人材が、より共感しやすい作りになっているでしょう。
 

3.人・組織(People)をアピールする採用動画の事例

・企業名:フューチャー株式会社様
・業界:IT(コンサルティング・SIer・SES)

 
IT企業であるフューチャー株式会社について、女性活躍を紹介する採用動画です。
 
フューチャーは、性別に関係なく、一人ひとりが活躍できる企業文化を醸成しています。実際に社長も女性が務めるなど、管理職や技術職などあらゆる分野で女性社員が活躍しているのが特徴です。
 
動画に出演している社員が、入社理由や日々の様子をリアルに話しており、入社後のイメージがつきやすいと感じる人も多いでしょう。
 

・企業名:C Channel株式会社様
・業界:インターネット・SaaS

 
メディア事業を行うC Channell株式会社が、同社への転職を検討する人に向けて、アピールした採用動画です。
 
テクノロジーと人材の力を最大限に活かし、すべての人が自己実現できる環境を提供したいと考えます。
 
出演する2名の登壇者が企業理念や同社で働く魅力を語っており、組織を理解しやすい動画だといえます。
 

4.待遇(Privilege)をアピールする採用動画の事例

・企業名:川元建設株式会社様
・業界:不動産・建設

 
企業の魅力的な待遇について、社員の声で紹介した採用動画です。
 
給与や福利厚生は、たとえ魅力的な内容であっても、文字だけだとリアリティに欠けることがあるでしょう。
 
現職の社員に「給与や福利厚生情報」を語ってもらうことで、待遇に対するリアル感が生まれ、応募の後押しになる可能性が考えられます。文字での表現で完結しがちな待遇情報も、採用動画を活用すると効果的です。
 

・企業名:ノバシステム株式会社様
・業界:IT(コンサルティング・SIer・SES)

 
システム開発会社のノバシステムが、同社の魅力的な待遇について、社員の生の声を通じて紹介した採用動画です。
 
今回は、待遇の1つである「教育研修制度」にフォーカスしています。文字だけだと、魅力的な教育制度であっても、つい見落としてしまいがちです。
 
しっかりと候補者に伝えたい制度がある場合には、採用動画で着実に伝えることをおすすめします。
 

5.仕事・職業(Profession)をアピールする採用動画の事例

・企業名:三洋工業株式会社様
・業界:製造業

 
企業の魅力的な福利厚生を紹介しつつ、働きやすい環境をアピールした採用動画です。
 
福利厚生内容を語る社員が、日常的に働く様子も映像に取り入れているため、職場環境の魅力をイメージしやすい構成になっています。
 
製造業での経験を積みたいものの、もう一歩が出ない人に向けて、背中をおすような採用動画だといえます。
 

・企業名:岡本電気株式会社様
・業界:設備工事、電気工事

 
地域に根差した電気工事会社が、若手社員の一日の様子を通して、同社の魅力的な仕事内容を紹介した採用動画です。
 
一日の業務内容を時系列で紹介し、具体的な業務内容も解説するため、入社後のイメージがつきやすいでしょう。また適宜、業務の様子を映像に入れていることから、より入社後の様子を描きやすくなっています。
 
採用動画で業務内容を説明することで、入社後のミスマッチも軽減できるでしょう。
 

【ビジネス視点】採用ペルソナに合わせて制作した採用動画の事例

採用対象が異なる場合、それぞれ伝えるべき情報や表現方法が異なります。
 
ここでは、採用ペルソナに準じて制作した採用動画について、5つのパターンから紹介します。
 

新卒採​​用:業界の魅力、企業の成長性

・企業名:株式会社エーアイネット・テクノロジ様
・業界:IT(コンサルティング・SIer・SES)

 
新卒採用を意識したうえで、企業の魅力を紹介した採用動画です。
 
あえて「現状維持」という言葉を使うことで、「5年連続5%給与アップ」を魅力的に伝える印象的な構成だといえます。現状維持の背景も伝えており、わかりやすさを意識していることが伝わるでしょう。
 
社長が自身の言葉で会社の魅力を語ることで、新卒者に安心感を与えやすく、エントリー意欲を搔き立てるような動画です。
 

・企業名:株式会社DYM様
・業界:Web広告/人材・アウトソーシング

 
新卒者を意識したうえで、企業の事業内容や社員の働き方を紹介した採用動画です。
 
動画では、在籍10年の社員が「実際の経験」「会社が成長した様子」「今後の成長」について紹介しています。新卒社員にとって、聞きたいと思う魅力的な内容が、動画に凝縮されていることが特徴です。
 
オフィス内や社員の様子もチェックでき、視覚面においても魅力的な内容だといえます。
 

新卒採用:キャリア支援、若手の活躍事例

・企業名:株式会社シンクジャム様
・業界:Web広告/コンサルティング

 
現在活躍中の社員が、新卒や若手社員の視点から、同社の特徴や仕事内容について紹介した採用動画です。
 
充実した入社前研修・スキルの可視化・キャリア設計に関する面談を通じて、個人の特徴や強みを伸ばすことを大事にしている姿勢を、社員の声でアピールしています。
 
若手の活躍事例やキャリア支援について、あえて若手社員が語ることで、共感しやすい内容になっているでしょう。
 

・企業名:第一工業株式会社様
・業界:設備工事、電気工事

 
現在進行形で活躍する新卒社員が、入社直後の経験について、同世代の視点から紹介している採用動画です。
 
リアルな失敗体験を取り上げており、会社として「失敗をどう考えるか」がよくわかる動画です。不安を覚える求職者に、「この会社なら安心して働けそう」と思ってもらえる内容だといえます。
 

中途採用:業界未経験歓迎、キャリアアップの機会

・企業名:株式会社りそな銀行様
・業界:金融(銀行)

 
りそな銀行で活躍する中途入社の社員が、金融業界未経験者の視点から、同行の特徴と魅力を紹介した採用動画です。
 
未経験の中途入社でも、「周囲が丁寧に教えてくれる風土」や「自己学習ツールの存在」など、安心して飛び込める土台があるとアピールしています。
 
新しい環境での挑戦を考える求職者にとって、フラットな組織文化は魅力であり、「経験者としてのリアルな声」は、応募に向けた安心材料になるでしょう。
 

・企業名:日立Astemo株式会社様
・業界:製造業

 
仕事内容を文章で見てもなかなかイメージしにくいという採用課題に対して、映像で直観的にイメージできるように制作した採用動画です。
 
ものづくりのエンジニアが、世界トップクラスの技術を活用して、どのように新商品開発を行っていくのかを実写映像を交えて解説しています。
 
ものづくりへの想いややりがいを感じられる動画内容になっています。
 

中途採用:ワークライフバランス、柔軟な勤務体系

・企業名:株式会社アサヒ商会様
・業界:小売・流通

 
店長を務めるものの、体調不良で退職し、第一子を出産後に店舗サポートとして復帰した方にインタビュー。
 
実際に育児をしながら働くことはどうなのか、職場の女性の多さや、女性にとって働きやすい環境などをアピールした採用動画です。
 
職場探しで「子育てとの両立ができること」を重視する人にとって、気になる内容に仕上がっています。
 

・企業名:株式会社HYKヒューマンサポート様
・業界:人材・アウトソーシング

 
この動画は、女性の活躍とワークライフバランスの実現について紹介しています。
 
シングルマザーとして子どもを育てる社員が、実際の働き方を通して、ライフスタイルの両立ができる職場であるとアピールしている点が特徴的です。
 
とくに営業職は、子育てとの両立が難しいと思われるものの、同社では「営業職であっても仕事と育児を両立できる」と語ります。
 
育児でキャリアアップをあきらめたくない人にとって、共感できる内容だといえるでしょう。
 

パート/アルバイト:柔軟な勤務体系、職場の雰囲気、スキルアップの機会

・企業名:株式会社明光ネットワークジャパン様
・業界:学習塾

 
採用動画は、社員採用だけでなく、パート/アルバイトでも活用できます。
 
当動画は、個別指導の明光義塾における、パート/アルバイト講師の働き方について、講師目線で紹介した動画です。
 
現役講師の事例を通じて、仕事と趣味の両立ができることもわかります。アルバイトを検討しているものの、趣味や学業との両立も気になる大学生に向けて、気になるポイントがアピールできている動画だといえます。
 

・企業名:明光ネットワークジャパン様
・業界:学習塾

 
同じく、明光義塾のパート/アルバイト募集の採用動画であり、現役の先生2名がアピールしています。
 
「まずは小学生から担当する」など、自身のレベルに合わせて指導が可能だという点や、「教えるというより生徒と対話する」という心持ちでいてほしいなど、塾講師デビューする人に安心材料を提供できています。
 
全体的に、気負わせないような構成になっており、心理的ハードルを下げられる内容になっているでしょう。
 

動画の映像効果や音声・ナレーションを工夫した制作事例

動画の長さや使用する映像効果や音声・ナレーションによって、求職者に与える印象は異なります。
 
ビジネス視点・ユーザー視点を意識しながら、尺の長さや映像の種類、与えたい印象などを整理していくことで、動画制作時の具体的なアウトプットにつながっていくでしょう。
 
ここでは、映像効果やナレーションに工夫を施した制作事例について紹介します。
 

長尺の採用動画制作事例

長尺の採用動画の最大のメリットは、企業や仕事内容についてより詳しく説明できる点です。
 
企業の歴史やビジョン・具体的な業務内容・社員のインタビューなど、多くの情報を盛り込めるため、視聴者に対して深い理解を促せます。
 

・企業名:パソナ様(YouTube運用)
・業界:人材・アウトソーシング

 
当動画は、女性管理職向けキャリア&転職サポートチャンネルであり、キャリアアドバイザーが女性管理職の転職について解説した長尺の採用動画です。
 
女性管理職の場合、子育てや介護との両立を考慮したうえで、転職する傾向が強いと語ります。転職時のポイントにも触れており、視聴者が知りたい情報を多く盛り込みます。
 
ラストでは、キャリアアドバイザーへの相談が大切であることを明示し、パソナの利用につながる流れを意識するなど、最適な構成だといえるでしょう。
 

短尺の採用動画制作事例

短尺動画の大きな特徴は、短時間で視聴者の注意を引きつけられる点です。多忙な求職者に対しても、手軽に視聴してもらいやすく、企業の印象を瞬時に伝えられます。
 
長尺動画は視聴完了率が低いため、短尺動画でより直感的な訴求が可能です。
 

・企業名:株式会社ラクス様
・業界:インターネット・SaaS

 
株式会社ラクスの就業環境を紹介する本動画は、企業の魅力を効果的に伝える短尺動画の優れた事例です。
 
わずか30秒という限られた時間のなかで、同社のビジョンや社内の状況について、簡潔かつ印象的に伝えていることが特徴です。
 
実際に働いている施設や環境を、シンプルに短尺でまとめることで、自社について気軽に知ってもらえる仕様になっています。
 

・企業名:株式会社新朝プレス様
・業界:広告・メディア
・テーマ:仕事内容とやりがい

 
現職の社員たちが、「あなたの仕事は?」というテーマで、各部門の仕事内容を紹介する採用動画です。
 
自分の言葉でリアルに伝えているため、求職者に対して、働くイメージをもってもらいやすいでしょう。
 
短尺動画のなかで、中途入社社員の活躍を示すことにも成功し、転職検討者への訴求力を高めている点も印象的です。視聴者が自身のキャリアとのマッチングを検討しやすい構成となっています。
 

動画タイプごとの制作事例

採用動画の制作において、使用する動画タイプにはさまざまな選択肢があり、それぞれに独自の効果とメリットがあります。
 
以下では、実写、アニメーション、ナレーションといった動画タイプごとの特長について解説します。
 

実写動画の制作事例

実写動画は、企業の雰囲気や社員の表情を直接伝えられるため、視聴者にリアルな印象を与えます。
 
とくに、オフィスの様子や働く姿を実際に映し出すことで、求職者が具体的に働くイメージを抱きやすくなります。
 
さらに、実際の社員が出演することで信頼感が生まれ、企業文化や職場環境のリアルな一面を伝えられる点がメリットです。
 

・企業名:SHE株式会社様
・業界:キャリア支援・スクール運営

 
SHE株式会社のカスタマーエクスペリエンスユニット長の1日を追った実写動画は、キャリアと仕事への情熱が生き生きと伝わる作品に仕上がっています。
 
銀座とオフィス間を移動しながら、イベント運営やミーティングを通じて、個人の成長と組織の価値創造を丁寧に可視化しています。
 
お客様との交流も映像に残すことで、リアルを感じられる採用動画になっているでしょう。
 

アニメーション動画の制作事例

アニメーション動画は、視覚的にわかりやすく、情報を簡潔に伝えるのに適しています。
 
とくに、複雑な業務内容や会社のビジョン、企業理念を説明する際に効果的です。
 

 
大同生命の企業紹介アニメーション動画は、中小企業に特化した保険会社の魅力を、洗練されたグラフィックと言葉で丁寧に伝えた作品です。
 
アニメーションを活用し、会社のビジネスモデルや歴史・強み・職場環境などを網羅的に紹介しています。
 
営業未経験者の成長サポートや、安定した給与体系、社会貢献性の高さを強調し、視聴者の共感と興味を巧みに引き出す構成が印象的です。
 

ナレーション動画の制作事例

ナレーション動画は、情報伝達力が高く、詳細な説明が求められる場合に効果を発揮します。
 
映像にナレーションを加えることで、視聴者に直接語りかけるような印象を与え、理解度を高められます。
 

・企業名:カルビー株式会社様
・業界:食品・製造

 
ナレーションを導入し、よりプロクオリティな雰囲気を醸成した動画になっています。
 
時代に合わせて商品開発してきたカルビーの想いを表現し、後半では伊藤社長に、変革期である現在のビジョンやカルチャーについて伺い、今のフェーズで携わるおもしろさを伝えるように工夫した動画です。
 

【ユーザー視点】動画コンセプト

ユーザー視点をコンセプトにした採用動画には、リアリティという魅力が存在します。社員の声や日常を通じて、職場の雰囲気や仕事のやりがいを等身大で伝えられるでしょう。
 
リアルを共有することで、求職者に共感と興味を喚起し、企業の本質的な魅力を的確に伝えられる点が特徴です。
 
視聴者の疑問や不安にも直接応える、臨場感あふれる映像コンテンツとして機能します。
 

カッコいい採用動画の制作事例

カッコよさを重視した採用動画には、企業の理想像や挑戦的な姿勢を印象的に伝える特徴があります。
 
カッコよさを意識した採用動画は、若い世代の憧れや挑戦意欲も刺激しやすいでしょう。
 

・企業名:ノバシステム株式会社様
・業界:IT(コンサルティング・SIer・SES)

 
ノバシステムのオフィスツアー動画は、クールな印象のオープニングから始まり、会社のオフィスデザインを活かしたクリエイティブな魅力が伝わる内容になっています。
 
「最先端のオフィス空間」「自由と創造性が交差するカフェスペース」「社内バーの洗練されたデザイン」が、挑戦的な日常と融合しています。カッコよさも押し出しつつ、次世代の働き方への情熱も伝える、バランスの取れた内容だといえます。
 

・企業名:株式会社プレイド様
・業界:インターネット・SaaS

 
冒頭5秒までのオープニングで、モノクロのカットや、ギミックの多いクリエイティブをふんだんに使い、先進的なイメージを訴求した採用動画になっています。
 
モダンな社内環境と、チャレンジングな現場の息吹も、洗練された映像で描かれていることが特徴です。
 
仕事中のカットはクールな雰囲気で、インタビュー中のカットは鮮やかな印象など、対比した構図も印象的です。
 

おもしろい採用動画の制作事例

おもしろさを意識した採用動画には、笑いを誘う人間模様・予想外の展開・社員の等身大な魅力などが詰まっています。
 
コミカルな掛け合いや、日常のちょっとした珍場面など、視聴者の興味をくすぐる仕掛けが随所に散りばめられ、硬いイメージを一気に払拭する効果があるでしょう。
 

・企業名:株式会社FCE Holdings様
・業界:コンサルティング/人材・アウトソーシング

 
この採用動画は、FCEホールディングスの仕事の仕方を、ユーモアとリアリティたっぷりに描いたコンテンツです。
 
コント調の構成となっており親しみやすい内容ですが、自社での重要な”仕事の進め方”について理解できる内容になっています。堅苦しくない組織風土をアピールでき、若年層に対する訴求も期待できるでしょう。
 

・企業名:ノバシステム株式会社様
・業界:IT(コンサルティング・SIer・SES)

 
充実した教育研修制度の用意をアピールした、採用動画です。
 
あえてNGテイクも動画に入れることで、親近感も感じさせる動画になっています。言葉を噛むリアルな瞬間が、堅苦しいイメージを打ち破り、視聴者に親近感と笑顔を届けます。
 
失敗を恐れない企業文化と、等身大の従業員の姿が、この動画のポイントです。
 

親近感を意識した採用動画の制作事例

親近感を重視した採用動画には、温かみといった特徴があります。社員の等身大の姿を描き、失敗や笑顔も隠さない演出が鍵です。
 
硬い表情や完璧な原稿ではなく、リアルな感情や仕事への情熱を前面に出すことで、若い世代の心にも響きやすくなります。
 

・企業名:株式会社コドモン様
・業界:インターネット・SaaS

 
仲間との良好な関係性も垣間見えるような、温かな採用動画です。
 
メンバーが自然な表情や笑顔で、「入社してほしい人物の理想像」を紹介するため、応募のハードルを下げる効果があるでしょう。実際に働くメンバーが発言することで、理想像にもリアルさが増しています。
 

・企業名:パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社様
・業界:人材・アウトソーシング

 
笑顔と真摯さが絶妙にブレンドされた採用動画であり、社員たちの自然な表情と、仕事への情熱が心地よく伝わってきます。
 
インタビュー時に回答が止まってしまうような部分もあえてカットせず、普段の雰囲気や笑顔をカットに盛り込むことで、親近感を抱くような採用動画になっています。
 
リアルな瞬間と専門性の高さが絶妙なバランスで描かれ、入社したいと思わせる魅力的な動画です。
 
ここまで弊社が制作した採用動画の事例を31動画紹介しました。採用動画についてもっと詳しく知りたい、料金プランや納期について詳しく知りたいなどがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

採用動画の期待できる効果

採用動画は、採用プロセスのさまざまな段階で、効果的に活用できるツールです。ここでは、採用動画に期待できる主な効果について解説します。
 

1.ミスマッチの軽減

求職者が知りたい情報
 
採用動画は、企業文化や実際の業務内容を視覚的に伝えられるため、応募者と企業のミスマッチを軽減しやすいことが特徴です。
 
これまでの求人票では、年収や働く時間、条件などの定量情報は伝えることができましたが、求職者が知りたい「風土」や「一緒に働くメンバーの特徴」などは知ることができません。
 
そこで採用動画を活用することで、定性的な情報も伝えることができ、リアルな職場環境や社員の声を通じて、応募者は自分との相性を判断しやすくなるでしょう。
 
定性情報の把握は、入社後のギャップによる早期離職を防ぎ、長期的な人材定着に貢献します。結果として、採用や教育にかかるコストの削減も期待できるでしょう。
 

2.母集団形成

採用ショート動画の視聴後における「志望度の変化」
効果的な採用動画は、企業の認知度を高め、優秀な人材を惹きつけることに役立ちます。
 
上記の調査結果からも分かるように、約8割の人が採用動画視聴後に志望度が上がったとのこと。
 
とくにSNSでの拡散力が高い動画コンテンツは、幅広い層に対し、企業の魅力を伝えることが可能です。
 
動画を通じて企業ビジョンや価値観を伝えることで、企業理念に共感する応募者を増やし、質の高い母集団形成を実現しやすくなります。知名度の低い中小企業やスタートアップにとっても、利点となるでしょう。
 

3.歩留まり改善

採用動画の効果
採用動画は、選考プロセスの各段階で応募者の意欲を高め、内定承諾率の向上に貢献します。
 
たとえば、「書類選考通過者向けの動画」や「内定者向けのメッセージ動画」を活用すれば、応募者の企業に対する理解と期待を深められるでしょう。
 
採用動画によって、自社の魅力を際立たせ「優秀な人材の確保」ができれば、採用活動全体の効率と効果が向上します。
 

4.採用コストの軽減

採用動画で「リアルな企業情報」を提供することで、ミスマッチによる早期離職を防ぎ、再採用のコスト削減が期待できます。
 
そのため、採用動画の活用は長期的な視点で「採用コストの軽減」につながるでしょう。
 
また、動画を通じた効果的な情報発信により、採用広告費や説明会開催費用の軽減にも役立ちます。
 
動画を活用した一次スクリーニングにより、面接にかかる時間とコストも削減可能です。
 
採用動画の効果についてもっと詳しく知りたい方は「【データで解説】採用動画の効果と目的とは?活用のコツ3選」の記事もご覧ください。
 

採用現場での動画の具体的な活用事例

ここでは、採用動画の具体的な活用事例について解説します。
 
採用動画には、多様な活用方法が存在し、適切に活用することで採用活動の成果を向上させられます。
 
それでは、採用動画の具体的な活用事例を見ていきましょう。
 

1.スカウトメールに動画URLを添付

スカウトメールに動画URLを添付すると、視覚的インパクトと情報量の増加により、返信率の向上が期待できます。
 
動画は企業の透明性を高め、企業と個人のつながりを生みやすく、求職者の興味を引くことに役立つでしょう。
 
株式会社moovyの調査では、通常のメール文に面接官の動画URLを盛り込むことで、スカウト返信率が0.93%から1.43%(およそ1.5倍の効果)に上昇したことが明らかになりました。
 
また、選考フェーズごとに適切な動画を配信することで、応募者の志望度向上にもつながります。
 
たとえば、書類選考通過者に対し「1次通過動画+最終案内動画」を送ることで、次のステップへの期待感を高められるでしょう。
 

2.採用サイトに動画を組み込む

ほとんどの求職者は「応募先企業のコーポレートサイトや採用ページを見る」との調査結果があります。(下図参照)
採用ホームページの閲覧度合い
 
このことから採用サイトに採用動画を組み込むことで動画を視聴してもらえる可能性が高まります。
 
そして、採用サイトに動画を組み込むことで、サイトのPV数と滞在時間が増加します。動画は視覚的に魅力があり情報量も豊富なため、ユーザーの興味を引きやすく、滞在時間アップにつながるからです。

 
ある企業の事例では、動画掲載後のPVが1.4倍に、サイト滞在時間は1.7倍にまで伸びました。
 
滞在時間アップの背景には、動画がユーザーの興味を引き、より詳細な情報を得ようとする行動を行った可能性が考えられます。
 
さらに、採用サイトに動画を組み込んだ結果、応募者の75%が「動画を見た」と回答しており、企業理解度の向上に大きく貢献していることが明らかになりました。
 

3.SNSへの展開


SNSは幅広い年代に利用されており、情報拡散力の高さが特徴です。動画は視覚的に魅力的で共有されやすく、SNSとの相性もよいでしょう。
 
また「30-40秒の短い時間」の場合には、1つの動画で起承転結が完結するため、視聴者は気軽に最後まで視聴できます。
 
とくに縦型短尺動画はスマホでの視聴に適しており、高い視聴完了率と拡散性をもち、効果的な認知獲得と母集団形成につながります。
 
実際に縦型動画は、横型動画と比較して90%ほど視聴完了率が高いことも事実です。
 

4.会社説明会で流す

採用動画の閲覧場所
会社説明会で採用動画を流すことは、参加者の理解度を深め、印象に残る説明会を実現するのに効果的だといえます。
 
上記調査結果からもあるように、会社説明会やイベントで流すことでより多くの候補者に見てもらいやすくなります。
 
説明会場でQRコードを配布し、その場で動画を視聴してもらうことで、参加者の興味を引き出し、質疑応答をより活発にできるでしょう。
 
また採用動画は、説明会後のフォローアップツールとしても有効です。たとえば、「説明会参加のサンクス動画」を送ることで、参加者との関係性を維持しつつ、応募につながる可能性を高められるでしょう。
 

求職者に好まれる採用動画の傾向とトレンド

採用動画の効果を最大化するには、求職者のニーズや視聴傾向を理解することが重要です。
 
最新のデータから、求職者に好まれる採用動画の特徴やトレンドを探っていきましょう。
 

1.好まれる傾向:身近さ

求職者が採用動画に求めるのは、企業の「リアル」な姿です。
 
ONE CAREERの調査によると、採用動画で最も見たい内容として「社風・人」が挙げられており、全体を平均すると3割強を占めます。(下図参照)
求職者が見たい情報

 さらにmoovyの調査が行った「どのような出演者の動画を見たいか」というアンケートでは、現場の若手社員や中堅社員・マネージャーであることがわかりました。(下図参照)
 
採用動画でどの出演者の動画を見たいか
この結果は、求職者が企業の文化や人間関係に関心をもつことを示しています。
 
上述の結果から、企業の実態を身近に感じられる内容が求職者に支持されており、採用動画にも同様のことがいえます。
 

2.見たい採用動画の内容・テーマ

求職者が採用動画で知りたい情報は多岐にわたりますが、主に4つのパターンが人気を集めています。最も一般的なのはインタビュー形式で、社員のリアルな声や実際の仕事内容を伝える形式です。(下図参照)
 
どのテーマの動画を見たいか
出典:PROOX
 
次にコンセプトムービー形式があり、企業の世界観や価値観を視覚的に表現し、若い世代に訴求しやすいことが特徴です。
 
会社説明会形式では、企業理念や事業内容を網羅的に説明します。企業ヒストリームービー形式では、会社の沿革を紹介し、歴史と情熱を伝えます。
 
適切な形式を選び、企業の魅力を効果的に伝えることが、成功する採用動画の鍵となるでしょう。
 

3.短尺

現代の求職者は、短時間で効果的に情報を得たいと考える傾向にあります。
 
一般的に「3分未満」の採用動画が好まれ、とくに1分前後の長さが、情報量と視聴者の集中力のバランスが取れた適切な尺だといえるでしょう。
 
SNSで展開する動画の最適な長さ
出典:マーケターのよりどころferret
 
また近年、縦型の短尺動画も注目を集めています。縦型動画は横型動画と比べて視聴完了率が高く、30-40秒の短い時間で起承転結が完結するからです。
 
縦型動画はスマホでの視聴に最適化されているため、若い世代を中心に支持を得ています。
 
採用動画のトレンドについては
「採用担当者必見!採用動画のトレンド「かっこいいvs身近さ」どちらを好む?」の記事にてもっと詳しく解説しています。
気になる方はぜひ合わせてご覧ください。

求職者に好まれない採用動画


採用動画は効果的なツールであるものの、求職者に好まれない採用動画を用意すると、逆効果になる可能性もあります。
 
求職者に好まれない採用動画について、主な特徴は以下の通りです。
 

抽象的で具体性に欠ける内容

「私たちは革新的な企業です」「世界が変わる仕事をしています」といった抽象的な表現だけでは、求職者の心に響きにくいでしょう。
 
具体的にどのような革新を起こしているか、どのように世界を変えようとしているかを示す必要があります。
 
たとえば、「AIを活用して農業の生産性を30%向上」「再生可能エネルギーの導入により、CO2排出量を年間1000トン削減」といった具体的な成果や取り組みを紹介すれば、理解と共感を得やすくなるでしょう。
 
また、社員の日常や実際の業務風景を織り交ぜることで、より具体的で魅力的な内容になります。
 

長すぎる尺で視聴者の集中力が途切れる

現代の求職者は、短時間で効果的に情報を得たいと考える傾向にあります。
 
長すぎる尺の動画では、視聴者の集中力が途切れ、最後まで視聴してもらえない可能性があるでしょう。
 
そのため、適度な長さにとどめつつ、情報量と視聴者の集中力のバランスを取ることが重要です。
 
近年、縦型の短尺動画も注目を集めています。縦型動画は横型動画と比べて視聴完了率が高く、短時間で内容が完結するため、視聴者が最後まで見やすい特徴があるからです。またスマホでの視聴にも適し、若い世代を中心に支持を得ています。
 

企業の一方的なPRに終始し、求職者視点が欠如する

採用動画は企業のPRツールですが、それだけでは不十分です。求職者が知りたい情報、気になっている点にフォーカスすることが重要です。
 
たとえば、「当社は業界トップクラスの売上を誇ります」と企業側の自慢をするだけでなく、「入社後のキャリアパス」「ワークライフバランス」といった、求職者の関心ごとに答える内容を盛り込むなどが求められます。
 
一方的な情報提供ではなく、視聴者に問いかけ、考えさせる要素を入れることで、より印象に残る動画になるでしょう。
 
たとえば、「あなたならこの課題をどう解決しますか?」といった問いかければ、視聴者の能動的な参加を促せます。
 

品がない動画

SNSでバズるような面白い動画は好まれない可能性もあるリスクを秘めています。
 
面白さを追求するあまり、品を欠いた動画になってしまい、かえって志望度を下げてしまうなんてことも。
 この点についても十分留意した上で、採用動画を制作する必要があります。

採用動画のよくある失敗事例


採用動画制作では、いくつかの典型的な失敗事例が存在します。
 
「よくある失敗例」を事前に認識し、適切な対策を講じることが、効果的な採用動画制作の鍵となります。主なケースは以下の通りです。
 

出演者の都合により公開できない

採用動画の撮影後に、「出演した社員の退職」や「人事異動」などによって、動画が公開できなくなるケースも見受けられます。
 
その対策として、巨額な費用を投じて、作り込んだ採用動画を制作するのではなく、安価で短尺な動画を複数制作することで被害を最小限にすることができます。
 
さらに、短尺な動画であれば、撮影から公開までの期間を短くなり、状況の変化を最小限に抑えられるでしょう。
 
複数の対策を講じることで、出演者の変更にも「柔軟に対応できる採用動画」を制作できます。
 
出演者の異動や退職はよくある話。採用動画を制作する際は上記のような対策を講じておきましょう。
 

制作に気を取られ、再生数が稼げない

採用動画の制作に気を取られ、動画ができたら満足してしまい、運用について全く考えていなかった。なんてことはよくある話。
 
動画は視聴されてはじめて効果が出ます。そのため、運用まで考えた上で制作する必要があります。
 
例えば、SNSへの展開を考え、縦型の動画を制作する。や求職者へのメールやLINEで配信することを考え、採用フローに沿った内容の動画を制作するなどです。
 
採用動画の運用例
 
上記のように、運用まで考えて動画を制作することで、より効果の高い採用動画ができます。
 

適切な配信プラットフォームを使用していない

採用動画の効果を最大化するには、適切な配信プラットフォームの選択が重要です。たとえば、若年層がターゲットにも関わらずFacebookのみで配信すれば、ミスマッチが生じやすくなります。
 
適切なプラットフォームの選択に向けて、まずは「ターゲット層の利用傾向」を調査します。そのうえで、複数のプラットフォームを併用し、各プラットフォームの特性に合わせた動画を制作することが効果的です。
 
視聴データを定期的に分析し、効果的なプラットフォームを見極めることで、より多くのターゲットにリーチできるでしょう。

クオリティが高いのは当たり前。”見られる動画”サービス「moovy」とは?

moovy +とは
採用動画の制作・運用において、本当に重要なのは「いかに多くの人に見てもらえるか」です。そこで注目したいのが、採用動画に特化したサービス「moovy」です。
 
moovyは、単なる動画制作サービスではありません。採用担当者の悩みを深く理解したうえで、求職者に「刺さる」動画を制作します。
 
「求める人物像を印象的に伝える手法」「若手社員の奮闘を描くストーリー設計」など、多角的なアプローチが可能です。
 
またスマートフォン全盛の時代に合わせ、縦型の短尺動画を推奨している点も特徴的です。YouTubeなどの動画プラットフォームとの親和性も高く、効果的な配信も実現します。
 
採用動画の真の目的は、優秀な人材との出会いにあります。moovyは、目的達成に向けた強力なパートナーとなるでしょう。
 
採用動画で効果的な採用を実現したい場合には、moovyを活用してみてはいかがでしょうか。採用動画に関する疑問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

この記事を書いた人
今林 智宏
今林 智宏

神奈川県出身。国立大学を卒業後、大手サービス業界で店長を歴任。その間人事などの業務を通じ、多くの面接を担当。退職後、エンジニアとして株式会社moovyにjoin。現在はシステム開発に加え、カスタマーサクセスなどを担当し、企業の人事に関わる。

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